こんにちは。

大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。

 

6月に入り梅雨の季節がやってきましたね。

 

この季節特有の雨の日やどんよりとした天候が続くことで、

頭痛や気分が滅入ってしまう、雨の日だとお気に入りの洋服が着れない等、

何かと不憫を感じることが多いかもしれません。

 

このような梅雨の時期には、実は歯にも影響が出ることがあります。

 

今回はその梅雨と歯の関係についてお話させていただきます。

 

皆さんは雨の日やどんよりとした天候が続くと、偏頭痛や歯がしくしくと痛むと言った

経験をされたことはありますか?

 

このような痛みを引き起こす要因に気圧の変化があります。

 

身近なところで言うと、飛行機に乗ったりプールや海で潜ったりすると、

耳がキーンとなる現象ですね。これらは体が気圧の変化を感じている例になります。

 

実は口内でもこれらと同じようなことが起きているのです。

歯の中には歯髄腔という神経の入っている空洞があり、普段は外の気圧と等しくなっていますが、気圧の変化が起こる状況になった際に、体の内側から圧がかかり歯にも痛みが生じることがあります。

 

そのように歯が痛む場合、歯が虫歯になっているケースが多いです。

通常は痛みを感じていなくても、気圧の低下によりじんじんと痛む場合があります。

場合によっては激しい痛みを伴うこともあるかもしれません。

 

そうならない為にも、梅雨の時期が本格化する前に治療中の方は完治させて、

歯に違和感をお持ちの方は定期検診で歯科医に診てもらうのもいいですね。

当院でも定期検診を行っておりますので、歯のことで少しでも気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談下さい。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。

新年度がスタートして早くも1ヶ月が過ぎましたね。
5月と言えば、やはり5月病と言われる体の不調が心配になる季節ですよね。
皆さんお体の調子はいかがでしょうか?

今回は、意外と知られていない5月病と歯の関係についてお話させていただきます。

まずどうして5月病と言われる病に多くの人が陥ってしまうのか。
その原因について少しお話させていただきます。

新年度が始まると、新しい環境や新しい人間関係と慣れないことが増えてきます。
その新しい環境に馴染むように一生懸命になっていますが、実はその間のストレスは知らないうちに溜まっているものです。
特に入学・就職・転職等のタイミングの方は、気づかないうちに通常の人よりもストレスを受けているかもしれません。
そして、その怒涛のような1ヶ月を走り抜けるとゴールデンウィークが待っています。
長期休暇で身も心も休ませることで、溜まった疲れがどっと押し寄せてきます。
それと同時に、蓄積されたストレスと相まって体調を崩してしまう方が出てきてしまう
そうです。
このように5月病の原因の多くは、ストレスと疲労が多く関係しているのです。

そして、当然ながらこれらの原因が口内のトラブルに繋がる可能性があります。
患者さんから寄せられた相談で特に多い症状をいくつか紹介したいと思います。

■歯周病
この時期のご相談で意外と多いのが歯周病です。
疲れやストレスから体の抵抗力が低下していくとともに、唾液の分泌量も少なくなることで、歯の再石灰化や洗浄作用といった機能が低下してしまいます。
花粉症と歯の痛みについてでも触れましたが、対策として水分補給をしっかりするのと、適度な運動でお体の調子を整えることが大事です。

■歯ぎしり
次に多い相談が歯ぎしりです。
5月病は自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経の乱れからストレスを感じ、睡眠時の歯ぎしりに繋がるケースが多いです。
歯ぎしりは知らないうちに、歯に相当な負担を掛けてしまうので歯並びに影響したり、噛み合わせが安定しなくなったりと、放置し続けると怖い症状です。
自分ではなかなか気づきにくいと思いますので、ご家族や自分以外の人から「歯ぎしりしてたよ」など言ってもらえた際は、寝る時に着用するマウスピースがありますので、歯をストレスから守ってあげるといいですね。

これらの症状に限らず、
早期発見のためにもまずは定期的に検診を受けることが大切です。
早期に発見できれば、治療期間や経済的な負担などでメリットが多くあります。

お口のトラブルなど少しでも気になることがありましたら
どうぞお気軽にご相談ください。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。

新年度が始まりましたね。
私も新たな気持ちでまたがんばろうと気を引き締めています。

さて、今年も春になったことで
何かを始めようと考える方も多いのではないでしょうか。

代表的なものはやはりスポーツですよね。

50代をすぎた方が新たに始めるスポーツといえば
ウォーキングやゴルフ、登山やボウリングなどが人気のようです。

私の患者さんのなかにもゴルフが趣味の方が何人もいました。

とても興味深いのが、その患者さんのなかに
インプラント治療後にゴルフの飛距離が上がった方がいたことです。

これは必ずしも偶然ではありません。

スポーツをするときによく奥歯をくいしばりしますが
そのとき噛む力が弱ければ上手く力を入れることができません。

プロのスポーツ選手のみなさんなどは噛む力が強いのか
奥歯がすり減ったり欠けたりして、インプラント治療を行う場合があるのですが

治療が終わると噛み合わせの左右のバランスがよくなるためか
スポーツの成績が上がったという話はとても聞かれます。

もちろん、インプラントはスポーツの成績を上げるためのものではありませんが
それほどまで「噛む力」を取り戻すことができる点は特筆すべきでしょう。

インプラントは、天然の歯と同様の噛む力が手に入る唯一の治療法です。

天然の健康な歯がかたい食べ物でも思いっきり噛めるのは
歯の土台がしっかりしているからです。

歯がぐらぐらしている状態で噛む力が弱まるのは
みなさんよくイメージできると思います。

入れ歯やブリッジで噛む力が衰えるのも同じ理由です。

入れ歯やブリッジによって回復できるのは
歯肉から上に出ている部分(歯冠といいます)だけ。

歯根と呼ばれる歯肉の中に骨に埋まっている部分はそのままなので
依然として歯の土台は弱いままです。

その点、入れ歯などとは違い人工歯根を骨に埋め込むインプラント治療は
歯の根っこの部分まで治療するために天然歯のようにしっかり噛むことができるのです。

先ほどのスポーツの例でいうと、インプラントだからこそ
ここぞという場面でしっかり歯を食いしばって力を入れることができ

本来のパフォーマンスを発揮できたというわけですね。

しっかり噛めることのメリットはほかにもたくさんあります。
インプラントご検討中の方はどうぞお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。

つらい花粉症の時期ですね。

くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみ
どれ一つとっても辛い症状が一気に襲いかかるわけですから
もう居ても立ってもいられません。

じつはこの時期、奥歯がしみたり噛むと痛むなどの症状で
来院される患者さんが増えます。

この符合はかならずしも偶然ではありません。
意外にも花粉症と歯には密接な関係があるのです。

花粉症の症状がひどくなると鼻呼吸ができないという方も多いですよね。

鼻で息ができないと口呼吸になるわけですが
すると口の中の水分が蒸発してしまいカラカラに乾いていきます。

その状態が続くと歯の周囲に歯垢(しこう)がつきやすくなります。
これが、歯周病を招く原因の一つになるのです。

花粉症の症状が重い人はこまめに水分補給して
できるだけ口の中が乾かないように気をつけましょう。

もう一つ、花粉症と歯の関係について取り上げてみたいと思います。

この時期の歯の痛みは花粉症による副鼻腔炎(ふくびくうえん)の可能性があります。
つまり、歯が痛いからといってその原因が歯の不健康にあるとは限らないということです。

花粉症になると鼻の中が腫れてしまい黄色い鼻水がたまります。
その鼻水が鼻と副鼻腔がつながる部分をふさいでしまい細菌がたまり炎症を起こします。

これが、副鼻腔炎です。

そして副鼻腔は上の奥歯の近くにあるため
ここが炎症を起こすと歯に圧がかかり歯の痛みをもたらすことがあるのです。

花粉シーズンは歯周病のリスクが高まるだけでなく
副鼻腔炎により歯に痛みがでることもある危険な時期です。

すでに花粉症の対策はバッチリという方も
この春には今一度、歯の健康のことを意識してみてください。

歯周病や虫歯の治療だけでなく
早期発見のためにも定期的に検診を受けることが大切です。

お口のトラブルなど少しでも気になることがありましたら
どうぞお気軽にご相談ください。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。
今回は、インプラントがはじめての方にお話させていただきます。

■インプラント治療とは?
インプラント治療とは、どんな歯科治療であるかについてご説明します。
今まで、歯を失った場合(抜歯になった場合)、治療方法としては、ブリッジか入れ歯(義歯)しかありませんでした。
ブリッジ治療とは、隣の健康な歯を削らなければならないというデメリットがあり、また入れ歯は見た目や噛み心地に不満のある方が多くいらっしゃいました。
そこで、新田な治療法として、インプラント治療が登場したのです。
インプラント治療は、抜け落ちてしまい無くなった歯の歯根部として、人工のチタン製の歯根を埋め込みます。
これはスクリュー型になっていて、埋め込んだ後は、しっかりと顎の骨と結合し、失った歯根の代わりを果たしてくれます。
その上に義歯をのせることで、自分の歯のような機能性を取り戻す歯科治療です。
人工歯根となるチタンは、生体親和性が高く、アレルギー反応も少ない素材です。多くの方が使用可能な素材です。ここが、銀などの金属類とは異なる、大きなメリットでもあります。
そして、このチタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込むために、外科手術が必要となります。長時間かかる手術では無いので、あまり心配は要りませんが、外科手術が必要という点が、最も不安に感じる部分かと思います。

■インプラント治療の流れ
インプラント治療の流れと注意点等についてご説明します。
チタン製のインプラント体を顎の骨に埋め込むためには外科手術が必要になります。
ですが、入院等は不要ですし、1本のみの埋入であれば、15分程度で手術は完了いたします。出血も少ない手術ではありますが、持病のお薬で血が止まりにくくなるお薬を飲んでいる方は、必ず事前にご相談頂く必要がありますので注意が必要です。
手術後は状況を確認し、特に問題なければ、そのままご帰宅いただけます。
翌日は手術部位の消毒などを行い、患部の状態を確認いたします。
そこからは、人工歯根と顎の骨がくっつくまでの治癒期間をおきます。
当院のインプラントは、比較的治癒期間は短く、1ヶ月~2ヶ月くらいで仮歯が入れられるようになるのが特徴です。抜歯後は全体の噛み合わせをみながら、術後経過を観察していきます。
その後、最終的な歯を被せて完了です。
見た目も自然な人工歯と近く、美しい仕上がりになるのがインプラント治療です。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。
今回は、意外と知られていないインプラントを導入する上で大事なことをお伝えしたいと思います。

■インプラントにしても入れ歯にしても「噛み合わせ」が大事
以前インプラントのメリットで噛み合わせが安定することをお話しましたが、インプラント治療をする上でも噛み合わせをしっかりと考えて治療をする必要があります。
基本的にインプラントは 歯が無くなった部分に埋め込むのですが、歯が無くなった原因を考えたこと、もしくは調べられてことはありますでしょうか。歯を失う原因は様々でしょうが、実はそれらを引き起こす根本的な原因は「噛み合わせ」にあるということをご存知でしたでしょうか。もう少し詳しくお話しますと、「噛み合わせ」により生じる力により歯に負担がかかることで歯がもろくなり、そこから様々な症状により歯を失ってしまうのです。
つまりこの噛み合わせの問題を解決しなければ、インプラントであれブリッジによる治療であれ、治療後に大変なことになってしまいます。
インプラント治療の失敗理由として、多くを占める「噛み合わせ」をしっかり改善してもらえる治療院を選びましょう。

■噛み合わせにより頭痛は肩こりも!噛み合わせが引き起こす身体への影響について
噛み合わせは、なにも歯にだけ影響を及ぼすわけではありません。実は心身とも悪影響を及ぼします。

【良くない噛み合わせ引き起こす身体の症状】
・顎関節症
・頭痛
・肩こり
・腰痛
・眼痛
・不眠症
・自律神経失調症

とても身近なこれらの症状ですが、実は噛み合わせにより引き起こされていることが多いことに気づかれている方はほとんどいらっしゃいません。
つまりインプラント治療はこれらを改善する手助けにもなりますので、噛み合わせに違和感を感じられた方は是非ご相談ください。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。
今回は、インプラント相談でよくあるご質問にお答えしたいと思います。

■インプラントを行うとどのようなメリットがあるのですか?
かみ合わせが安定することです。入れ歯やブリッジとは異なり、強くかんでも大丈夫です。
他の方法と比べると、より確実に人工の歯を固定できて、安定します。
かみ合わせに違和感が少なく、昔あった天然の歯と近い感覚になると思います。また、入れ歯の下に支えとしてインプラントを使う場合、インプラントは入れ歯を安定させますので、咬む力が強くなります。総入れ歯をインプラントで支えると、お水を飲んでも総入れ歯が動くことはありません。より快適に食生活を送ることができます。

■インプラントのデメリットは?
インプラントは消耗品であると考えることが大切です。永久に保たれるものではなく、トラブルを起こす可能性はあるのです。ですから、以前ブログでお話したとおり定期的に検診をする必要があります。
例えば、歯周病になると、インプラントはだめになる可能性があります。
また、高齢になったときに、認知症や介護状態でメンテナンスをおこなうことが難しくなることがあります。
天然の歯よりも丈夫であるために、唇や舌をかんでしまうようなトラブルを起こすことがあったり、菌がつきやすくなったりすることもあるのです。多くの人に、認知症や介護状態になるリスクがありますが、予想はできません。実際の介護の現場では、インプラントを経験している人が増えてきています。

こんにちは。
大阪池田ペリオインプラントセンター院長の熊城です。

今回は、インプラント治療後のお話をしたいと思います。

■インプラント治療はどのくらい持ちますか?
基本的には10年と言われていますが、治療後のケアにより半永久的に寿命を延ばすことも可能です。

ですがインプラントがしっかり合っていないと汚れがたまって歯周病の原因となり、
咬み合わせが良くないと不適切な力が加わり、インプラントの寿命が短くなる原因になります。

歯ぎしりが強い場合もダメージとなりますので、防止用のマウスピースが必要となります。

インプラントを長く保つには、治療後に定期的なメンテナンスが重要です。

メンテナンスとしては、インプラント部に異常がないかチェックをし、咬み合わせ調整を行うことで、
周囲の歯の圧力に影響を受けないようにバランスを保っていきます。
■治療後はどんなケアをすればいいですか?
歯科医院での定期クリニックを受けながら、
毎日のケアを怠らないことがインプラントを長持ちさせる秘訣です。

天然の歯と同じように歯磨きをするようにしましょう。

インプラントは汚れても虫歯にはなることはありませんが、
汚れることによりインプラント周囲に殺菌が増殖し、
それが出す毒素によりインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になってしまいます。

歯と歯肉の境目を丁寧にブラッシングし、磨き残しのないようにします。
また、たばこは血行を悪化させ歯周病に感染しやすくなるほか、
インプラントと骨の結合を阻害することもあります。

糖尿病などの生活習慣病も歯周病のリスクを高めるので、全身管理も大切です。

インプラントの寿命を延ばすためには、習慣生活の管理、禁煙を心がけるようにお願いします。